ソラマメブログ

  

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2007年12月19日

松飾り豆知識。

門松ネタで引っ張っており申すが (や、別にそういうつもりではないんだけども。 笑)
買ってはみたものの、飾り方が良くわかんないと言う方に向けての、ジジイの知恵袋でござる。
まあ、ユーザサポートの一環と云うことでひとつ。。。

門松は門や玄関の前に飾る…と云うことくらいはご存知でござるな。
門松とは五穀を守る歳神様の依代(よりしろ)。 即ち、その年の神様が最初に降りて来られる場所であり、お迎えするための目印と云った意味合いがあるのでござる。

実際に飾るにあたり「良くわかんない…」のは、飾る期間についてでござろうか。
此れについても、やはりそこは日本の歳時。ちょっとした決まり事があるので、この機会に覚えておかれると良うござるよ。^^

まず飾り始めるタイミングでござるが、古式では12月13日の「正月事始め(松迎え)」から飾るとされておったようでござる。
まあ、現代の日本ではクリスマスと云う年末の大イベントが有り申す故、そんなに早くからお正月準備と云う事は少のうござるな。
そんな訳で現在では13~28日まで。もしくは30日に飾り終えるのが通例でござる。
「お正月でもないのに、早くから門松飾るのはヘン」と思い込み、元旦にいきなり飾り始めるのでは、実は遅すぎるのでござるな。 クリスマスの片付けが終わったら、すぐに飾ってしまって全く差し支え無い訳でござる。

但し、29日に飾ることは九(苦)に通ずる事から「苦立て」もしくは「苦松(待つ)」などと呼び、不吉とされており申す。 また、31日の大晦日に飾ることを「一夜飾り」と呼び、神様を迎えるにあたり一夜では誠意に欠ける事から、これも忌むべき行為とされており申す故、注意が必要でござる。

さて、門松を片付けるのは、元旦から1月7日までの「松の内」と呼ばれる期間が終わるのに合わせて行うのが通例でござる。 1月6日の夕方に片付けるのが普通のようでござるが、地域によっては15日の「小正月」まで飾っておるところもあるようでござる。

取り敢えず、門松を飾るにあたって知っておいた方が良い事は、このくらいでござるかな。


ええ、 これはセカンドライフのブログでござるが… 何か?(笑)  


Posted by KT爺 at 18:33Comments(5)雑記 ・ お知らせ