ソラマメブログ

  

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2007年08月12日

現在記・ジジイの歩み(番外編)

今回は番外編。 拙者の現在についてでござる。

ソラマメでブログを書き始めたおかげで、この3日間で急激にお知り合いが増えて誰が誰やら状態になりつつあるジジイでござる。(嬉)
大変失礼な事とは存ずるが、歳を取ると物忘れがナンたらウンたらピーでござる故、もし拙者が「だれだっけ?」状態になっておるときは、怒らずに、背後からドロップキックをかますなりして、ジジイの記憶を呼び覚まして下されば幸いにござる。

そんな新たな出会いの中で、BAKUMATSU SIM の関係者の方からお誘いを受け、拙者とうとう土地を借りることに成り申した。 重畳、重畳。感激の至りでござるよ。

幕末SIMと言えば、現在押しも押されもせぬ人気SIM。
拙者も以前、「ここに商品を置かせて貰いとうござるなぁ…」と街を徘徊し、出店スペースを物色した事もあったのでござるが、さすが人気SIM。商店スペースは何処も一杯でござった。;;

…んが、その「京都幕末」のお隣に、地続きのSIM「長崎幕末」が先日オープンしたのでござる。 拙者はその長崎に店舗を出す事に成り申した。 わーいわーい。
長年の(いや一ヶ月ですから)宿無し浪人生活ともこれでオサラバ!
間借りなりにも(お。変換間違ってるけど意味は通るw)一国一城の主になったのでござる。

おめでとーーー、わしーーー!
ありがとーーー、わしーーー!

おっと。浮かれてないで、宣伝でござる。
ジジイの商魂尽きまじ。

さて、その拙者の店のロケーションでござるが。
東の港に巨大な軍艦「咸臨丸」を臨む、SIMの中央通り沿い。
SLURLは http://slurl.com/secondlife/Nagasaki%20BAKUMATSU/151/124/22 でござる。

絶景かな絶景かな。




奇しくも、ブログにコメントを下さった黒帯さんちのお隣でござる。 なので、目印は黒帯さんちの立派な「黒帯門」と云うことでひとつ。(コラコラコラw)
黒帯門のカンフー道場でみっちり汗を流した後に、フラフラの朦朧とした頭で拙者のお店に迷いこんで、気が付いたら何か買ってた…と云う寸法でござる。とぅへへ。

さて、せっかく土地を借りたトコロ…なのではござるが、本格的な活動はリアルの都合でしばらく出来なくなります故、店舗を弄るまでの余裕は無く、未だ商品を並べただけの状態でござる。 本格的に忙しくなる前に何とか女性用のアバターセットを完成させるべく、店主、店番と称して昼寝状態のまま裏で細々と作業をしておる事が多ござる。ご用の方はIMで起こして下され。



くれぐれも、顔に落書きして逃げたりなどせぬよう、お願い申し上げまする。;;  


Posted by KT爺 at 14:41Comments(7)ジジイの歩み

2007年08月11日

回顧録・ジジイの歩み(8)

回顧録・ジジイの歩み」と題して書き綴ってきた思い出話も、今回が最終回でござる。

さて生後約一ヶ月のジジイは、その後スカルプテッド・プリムの研究、検証などを繰り返し、商品もイッコ増えたりしており申す。

菅笠


また地味なものをwww

この商品を制作するにあたって、スカルプテッド・プリムについての検証、及び「メタセコイア」と言う安価な3DモデリングソフトとPhotoshop等の画像編集ソフトを使った制作手順の紹介を、拙者の別ブログ「萌えろ!CG道場+」にて公開して居り申すが、こちらは3DCG経験者向けの、ちと小難しい内容になっており申す。 興味のある方は覗いてみて下され。

また、商品を置いて頂けるお店も、最近になって一箇所増えたでござる。
Sannomiya SIM に開店した、RubyLips殿が経営するショッピングモール「Rubynarie」の3階にも、拙者の商品を置かせて頂ける事に成り申した。

そんな訳で拙者のジジイアバターとその関連商品は、現在下記3箇所で販売中でござる。
実は、もう一箇所…増えておるのでござるが、それは次回の記事にて改めてご紹介する予定でござる。

↓この看板が目印でござる。



日暮里温泉「湯」
(MagSL Tokyo Japan, Nippori)

月見神社
(MagSL Tokyo Japan, Sugamo)

Rubynarie
(sannomiya SIM)

そんなジジイの近況。
8月の半ばから、リアル仕事が忙しくなる予定でござる故、それまでに何とか「KTG」ブランド主力商品とするべく「女性用アバターセット」を開発中でござる。 お婆さんアバターではござらぬ故、そっち系を期待されておる方には申し訳ない。

さてさて、長々と、ジジイの思い出話を訊いて下さり、かたじけのう存ずる。
斯様な紆余曲折を経て…つか、読み返してみれば至極平凡なSLプレイヤーの歩みな気がするが…まあ、きっと気のせいでござる。w

ほんでは皆さん、インワールドで遇えたら宜しく! …でござる。(`・ω・´)ノ

次回予告 「現在記・ジジイの歩み(番外編)」 もお楽しみに。 (え  


Posted by KT爺 at 22:45Comments(5)ジジイの歩み

2007年08月11日

回顧録・ジジイの歩み(7)

RUKIA殿に技術を認めて頂いた事に気を良くしたジジイ。
アバターの値段設定も強気の800L$ …くらいにはしたいトコロでござったが、マニアックな部類のアバターである事、拙者のブランド力は現在皆無である事…等を考え合わせて、断腸の思いで250L$まで価格を下げ申した。

はて。 同じ手間を掛けて、リアルでこのクオリティのテクスチャを納品したとしたら…

・・・・・・・・。

ぶるんぶるんっ!
一瞬、金銭感覚がマイナス方向に麻痺しておる自分に気付きかけたのでござるが、そんな事を考え始めたら、SLは楽しめないのでござる。

リアルは忘れろ!
セクシービーチを思い出せ!
贅沢は敵だ!
はい。忘れた。w

何かと揺れるジジイ心。 青春真っ只中でござる。

そんな訳で、スキンとシェイプを同梱したアバターセットの他に、勢いで作ったチョンマゲ。 顎ヒゲと口ヒゲのセット
…等をパッケージングして、ここに「KTG」ブランドの記念すべき最初の商品ラインナップが完成したのでござる。







ヒゲセットは…まあ、お金を取る程の作りでもない故、フリーアイテムでござる。
もってけーでござる。

商品を置かせて頂いておる店舗のSLURLは下記の通り。
ジジイ、商魂逞しく絶賛宣伝中でござる。

日暮里温泉「湯」
(MagSL Tokyo Japan, Nippori)

月見神社
(MagSL Tokyo Japan, Sugamo)  


Posted by KT爺 at 19:56Comments(4)ジジイの歩み

2007年08月10日

回顧録・ジジイの歩み(6)

馬場にレートの良いサウナキャンプが在ると聞き行ってみるも…さっぱり空く様子が無く諦めて街をフラフラしておったときの事でござる。

ふと気が付くと、日暮里
ふらりと立ち寄った店のカウンターから、妙齢の御女中が声を掛けてきたのでござる。

「いらっしゃいませ~、バーテンやってます。w こんばんわ~。」

促されるままにカウンターに腰掛け、酒の相手をして頂きながらしばし歓談。
よくよく話を聞いてみると、何と彼女はこの店のオーナーさんでござった。

拙者のアバターに大変興味を持って下さったらしく、

「ウチのお店に置いても良いですよ。 スペースは無料で結構ですから。^^」

…と、申し出て下さったのでござる。
あまつさえ、彼女が管理しておる制作用の工房を、何時でも無償で利用して良いとまで云って下さるではござらぬか。

失意のジジイ、日暮里に天使を見た。

これが拙者と、RUKIA殿との出会いでござった。

日暮里温泉「湯」
(MagSL Tokyo Japan, Nippori)




この日、偶然にもそのお隣のSIM 巣鴨にて、無料で出店スペースを貸して頂ける神社を発見。 早速オーナーさんに掛け合って、ここにも商品を置かせて頂ける運びと成り申した。

月見神社
(MagSL Tokyo Japan, Sugamo)




捨てる神あれば拾う神ありなのでござる。
や、特に誰に捨てられたと云う事も無いのでござるが…。

え、 James?   誰それ?  


Posted by KT爺 at 23:08Comments(3)ジジイの歩み

2007年08月10日

回顧録・ジジイの歩み(5)

やっとの思いで自分の姿を手に入れた拙者でござるが、作ったものを売らねば直ぐに資金は底を付くのでござる。 まあ、あたりまえ。

仕方なく、今度はジジイ姿のままセクシービーチに出稼ぎに行ったのでござる。
ところがマットの上に寝っ転がること10分…

「うう…耐えられぬ。。。」

南国の日差しは老体にはちとキツ過ぎたようでござる。
てか、すっかり飽きておったのでござるな。w 何と贅沢な身体になってしもうたモノか。

背に腹は代えられぬ。 自分用にと作ったアバターではござるが…

ここは身売りでござる。

このままでは、次の創作も侭ならぬ。
武士は食わねど何とやら…とは行かぬのでござる。
てか、キャンプと云えばセクシービーチしか知らないのも何か間違ってる気がしないでもないが、そんなこたこの際どーでもいいのでござる。

さて、商品を売るとなれば場所を確保せねばならぬのがセカンドライフのルール。
値段の設定等も悩むところでござる。

巷の相場を見ても、質の良いスキンは総じて高いものでござる。
拙者も無論、作品の質には自信がござる。
では、ここは少々高ぅ設定しても良いのではござらぬか??
それがし入魂の作品…しかも身売り…;;
できれば高う買うて欲しい。
…てか、ぶっちゃけ儲けたい。

と、様々な思い(欲望)が脳裏を駆け巡る、すっかり思春期を迎えたジジイ(生後15日)なのでござった。

一人で悩んでいても埒が開かぬ故、ここは周囲の人の意見を聞いてみることにし申した。

わし:   「このジジイアバター、いくらなら買っても良いと思うでござるか?」
周囲の人:「ん~~、あたしだったらぁ…15か20くらい? かなぁ。」

…世の中甘くは無いのでござる。 orz

右を見ても左を見ても、きらびやかな美男美女が闊歩するSL界。
殆どの人が負けじと美を競うことを目標としておると云うに…

「拙者は、何と云うマニアックなモノを作ってしもうたのじゃ…」

少なくとも、金の無い時期に作るものでは無いと気づいた時には後の祭り。
失意の中、トボトボと夜の街に消えてゆくジジイなのでござった。

  


Posted by KT爺 at 18:44Comments(7)ジジイの歩み

2007年08月10日

回顧録・ジジイの歩み(4)

[前回までのあらすじ]
時は幕末。近代化の波が押し寄せる波乱の世界に生まれ落ちた老武士 KT爺 は、武士の誇りを持ったムチムチプリンな職人気質のお嬢さんである。(←????) 時に厳しい浪人生活に挫け異国のビーチで道を踏み外しそうになるも、武士として、真の己を取り戻すべく、草深いジャングル(Cocolo Island)に篭り壮絶な修行を開始。
数年後、下界に姿を現した老武士にかつてのキュートな面影は無く、その眉間の皺には、この世界でクリエイターとして生きて行く決意が深く刻み込まれているのであった。 
「贅沢は敵だ!」を合い言葉に、いそいそとシェイプを弄る大工の棟梁がここに誕生(生後13日)したのである。





…と、そんな訳でやっと自分の姿を手に入れたジジイでござる。

作成したスキンに合わせてシェイプを弄り、自分のイメージ通りのジジイアバターが完成し申した。
まったくもって100年どころか5万年の恋も醒めようかと云う見事なイメチェンっぷりでござるな。 我ながら見事。 Jamesはびっくり。 フレ登録は抹消。www

これでやっと誰憚る事無く、ものづくりに励めるようになった訳でござる。

この頃から、拙者は Azul island に在った(現在は Sannomiya SIM に移転)[BEC]と云う初心者サポートグループにご厄介になり、いろいろと教えて頂きながらアイテムの制作を始めて居り申した。

勢いで、スカルプテッドプリムのちょんまげを作ってみたでござる。 わし、イカスぅ。






…と、ここで大変なことに気づいたのでござる。

「所持金の残りが…52L$しかないではござらぬか!!」

調子に乗ってテクスチャをアップし過ぎたようでござる。 気が大きくなって安価ながらもお買い物なぞしたのも原因でござる。
や、…やはりセクシービーチに戻るしか無いのでござろうか… 老武士危機一髪!

以下次号 …なのでござる。  
タグ :ものづくり


Posted by KT爺 at 12:30Comments(6)ジジイの歩み

2007年08月09日

回顧録・ジジイの歩み(3)

さて、苦渋の選択セクシービーチ通いにも慣れ、ネカマとして青い眼の恋人も出来たジジイ(生後8日)でござったが、いつまでも怠惰な生活をしておっては潮風で刀も錆びてしまうでござる。

そこで、ひとつ目標を立てる事に致し申した。
元々、目的や生き方は決められておらぬ世界でござる。自分で何かしらゲーム的要素を設定せねば飽きも早かろう…と云う訳で。

「リアルマネーを投入しない、サクセス(or貧乏)シミュレーション」

これを拙者のテーマとする事にしたのでござる。
ここで「ネカマとして生きる」道を選択しなかったのは、僅かながらも拙者の中に残っておった武士の誇り故でござろう。

武士が何でクリエイターに? などと云う細かい事は気にしない方向で読んで頂ければ、これ幸いでござる。

さて、先ずは海外生活ですっかりムチムチプリ…もとい、鈍りきった身体を鍛え直すべく、拙者は三日間の山篭りを行ったのでござる。

どぅりゃあ!




ぬおっしゃあ!




ちぇすとおお!




へーーーーーーっくしょい!!!




…と、そんなカンジで皮完成。
ビーチ三昧で貯めた200L$を握り締め、嬉々としてアップロードする拙者(生後12日)でござった。

こんなあたしを許してねJames。 …なのでござる。  
タグ :ものづくり


Posted by KT爺 at 22:11Comments(7)ジジイの歩み

2007年08月09日

回顧録・ジジイの歩み(2)

いきなり脱線ジジイの独り言を聞かされても面白くもなんとも無いとは存ずるが、成長記録として残しておきたい故、しばしご辛抱願うでござる。

さて、WEB等を回って、モノ作りについての情報を集め始めたジジイ(生後3日)でござるが、こう見えても(?)産まれたままの姿で巷をうろつくのは憚られるお年頃なのでござる。 そこでジジイはジジイらしくジジイアバターを探してみたが、無い。
無いものは仕方が無い。 あまつさえ金も無い。

こうなれば、フリーでソコソコのものが入手できる「妙齢の女子アバター」と成るしか無い訳でござる。 不慣れな検索を駆使し、何とか使えるレベルのフリーアイテムをかき集めるジジイ(生後4日)でござった。

早いトコ自分専用のアバターを制作したいのではござるが、スキン用のテクスチャをアップするにも一枚10L$かかると言う世知辛い世の中。 この頃から「旅の恥はかき捨て」とばかりに、女装してセクシービーチ通いに明け暮れる事に成り申す。
見知らぬ異国人のナンパに遭いながら、武士の誇りを捨てマットに寝そべる苦渋の日々の筈でござったが、案外楽しんでたのはナイショの秘密でござる。


この頃のわし。



  


Posted by KT爺 at 18:32Comments(4)ジジイの歩み

2007年08月09日

回顧録・ジジイの歩み(1)

皆さん、POSERと言うソフトをご存知でござろうか。
このPOSERで作ったアニメーションを、セカンドライフ内にアップロードして使える事で、名前くらいは聞いた事が有るのではござらぬかな?

このPOSERと云うソフト、元々は人物イラストの下描き等に使う、参考用「CGポーズ人形」的な位置づけのソフトだったのでござるが、バージョンアップする毎に機能を追加して行き、現在ではソフト単体で完成したCG画像を生成できるまでに成っており申す。
他の3Dソフトと違うのは、そのCG制作に使う人物の3Dモデル、服装、小道具などのあらゆる素材に、他のユーザが作成したモノを共有して使用することで、大きなユーザ間コミュニティを形成してきた点でござる。 探せば国内外問わずFreebieの素材が沢山見つかり申す。 また、その素材を販売することでビジネスとしても成立しており、有名所では DAZ3D や Renderosity と云ったサイトで、その素材を販売しておるのでござる。

いきなり話が脱線し申したが、拙者がセカンドライフにログインして、その世界を眺めて回ったときに感じた最初の感想が、「POSERのマーケットにソックリ…」と云う事でござった。 インワールドの住人である其許が、自分の分身であるアバターを着飾るためにいろいろな買い物をするように、POSERユーザは自分のCG作品(画像)を作るために、他のユーザが作ったキャラクターや服、アクセサリー等を購入するのでござる。

このマーケット関係をそのまま仮想世界に持ち込んだのが、セカンドライフの経済活動の一部なのだ…と、なんとなく感じた訳でござる。
その様相は酷似しておるのでござるが、「CGを制作する為」と云う需要よりも「自分の分身の身なりを整えるため」と云う需要の方が、拙者的にはストンと腑に落ちた。

この時点で、クリエイターとして生きることを決意すると共に、既にワクワクしておるジジイ(生後2日)のセカンドライフが始まったのでござる。  


Posted by KT爺 at 12:10Comments(0)ジジイの歩み